記録が乏しいため、軽蔑的に「インビジゴート族」と呼ばれることもある西ゴート族は、ローマ人とムーア人の間に挟まれたスペイン史のあまり知られていない一章に住んでいます。6 世紀と 7 世紀に事実上の首都であったトレドに来るまで、西ゴート族に関する情報を入手することは難しい場合が多いです。13 世紀のサン ロマン教会にあるこのささやかな博物館では、ムデハル様式の建築と目を引くフレスコ画が揃っており、この時代の歴史を部分的に追体験できます。標識はスペイン語のみです。
説明板や興味深い歴史地図が西ゴート族の歴史を物語り、あまり展示されていない展示品を補っています。馬蹄形のアーチ、木製のムデハル様式の天井、ぼやけた 15 世紀のキリスト教の壁画など、建物自体も同じように魅力的です。