ライオンの足

岩の北端には、この場所の名前の由来となった大きな台地、シギリヤ(シンハギリ) は「ライオンの岩」を意味します。スリランカで膨大な考古学調査に携わった英国の考古学者 HCP ベルは、1898 年にこの地を発掘した際に、2 本の巨大なライオンの足を発見しました。

かつてこの岩の端には巨大なレンガ造りのライオンが座っていました。頂上への最後の登りは、ライオンの足の間から口の中へと続く階段から始まります。ライオンの象徴は、岩を登る信者に、仏陀がサキャ・シンハ(サキャ族のライオン)であり、彼が語った真理はライオンの咆哮の音と同じくらい強力であったことを思い出させるものです。

5 世紀のライオンは、最初の階段と足を除いて姿を消しました。頂上に到達するには、一連の金属製の階段をよじ登る必要がありますが、岩に刻まれた元の溝と階段は今でも見ることができます。