ユッカスヤルヴィ教会はラップランド最古の教会の 1 つです (1607 年)。ウプサラの芸術家ブロル ヒョルトがチーク材で切り抜いて作った、鮮やかな色彩の祭壇画には、宗教改革派の説教師ラルス レヴィ ラエスタディウスの場面が描かれています。左のパネルには、アルコール中毒、窃盗、婚前同棲という 3 つの「最も重大な」罪が描かれています。入口の上にある白樺のオルガンの中央には、サーミ人の太陽のシンボルとキリスト教の十字架が融合したシャーマンの太鼓が吊り下げられています。
オルガンには、鳥の鳴き声、太鼓、トナカイの蹄の 3 つの音があります。オルガンの鍵盤自体はトナカイの角で作られています。床下には、18 世紀にここで亡くなった村人たちのミイラ化した遺体が横たわっているという、なんともおぞましい光景です。