メディナ

1988年にユネスコの世界遺産に登録されたスースの9世紀のメディナは、アグラブ朝の沿岸軍事建築の珍しく重要な例です。カスバ、城壁、大モスクそしてリバト、そして今でも多くの居住人口を抱えています(前回の公式国勢調査では35,300人)。主要な歩行者通りは東西に走るエル・アグラバ通りと、南北に走る混雑したフランス通りです。最も雰囲気のあるショッピングエリアはスーク エル リバそしてその延長、スーク エル カイド

メディナの巨大な城壁は 2.25 km に及び、高さは 8 m です。一連の堅固な四角い小塔で要塞化されています。これらの小塔は、859 年にアグラブ朝によって、この都市の元々のビザンチン城壁を土台として建てられました。城壁内には 24 のモスク (男性用 12 棟、女性用 12 棟) があります。

メディナのメインの入り口は、北東の角にあるマルティール広場にあります。このエリアは、第二次世界大戦中の 1943 年に連合軍の爆弾によってこの部分の壁が吹き飛ばされたときに作られました。他の門の中で、最も歴史的に興味深いのはバブ エル フィンガ (刃の門を意味する) です。フランス軍はすぐ外側にギロチンを設置しました。