ドンバ運河を見下ろすこの塔は、皇帝ティエウ・トリの統治下(1841~47年)に建てられたもので、門の両側に1つ、聖域の両側に2つ、合計4つの低い塔があることで有名です。メインの聖域入口の両側にあるパビリオンには、18のラハンがあります。(羅漢)、菩薩のすぐ下の位である八大菩薩と、仏陀の守護神である金蒼八尊がいます。主壇の後列には、ティク・チャ・ブッダがおり、その両脇には二人の助手がいます。
ディウ・デは南ベトナム政府とアメリカ戦争に反対する仏教徒と学生の拠点であり、1966年に警察が建物を急襲した際には多くの逮捕者が出ました。この記事の執筆時点では、仏塔の奥のホールは大規模な修復工事中でした。