大阪・万博記念公園の必見観光スポット14選
1970年に大阪府吹田市で開催された万国博覧会の跡地は、閉園から2年後に「万博記念公園」として再オープンし、今も多くの人に愛され続けています。万博記念公園は、「太陽の塔」や日本庭園などの見どころがあり、イベントも充実しており、大人から子供まで楽しめる人気のスポットとして多くの来場者が訪れます。
1. 太陽の塔
太陽の塔は、おそらく 70 年万博に関連する最も象徴的な記念碑です。著名な芸術家・岡本太郎氏が設計し、万博記念公園の入り口にそびえ立つ高さ約70メートルのひときわ目立つ建物です。この記念碑的な建造物は内部が空洞になっており、元々は万博の際に展示スペースとして使用されていました。
そのサイケデリックなデザインは画期的で、当時大きなセンセーションを巻き起こしました。タワーには 3 つの異なる顔があります。未来を象徴する「黄金の顔」と、未来を象徴する「黄金の顔」です。現在を表す「サンフェイス」。そして背面には過去を象徴する「黒い太陽」が描かれています。これらの顔は集合的に、過去、現在、未来を超越するすべての創造物のエネルギーを表し、神道の太陽神であるアマテラスの概念につながります。 50年以上経っているにもかかわらず、この記念碑の威厳は衰えることがありません。現在は改修や耐震工事のため休館中だが、再開への期待が高まっている。
2. 日本庭園

日本庭園は公園の北側に位置し、東西約1,300メートル、南北約200メートルの広大な敷地に広がっています。この庭園は、日本の伝統的な風景の魅力がまだ国際的に広く知られていなかった時代に、日本の伝統的な風景の美しさを世界に紹介することを目的として、万博での日本の展示の一環として建設されました。
庭園は 3 つのセクションに分かれており、それぞれが平安時代、江戸時代、明治維新後のさまざまな時代の様式を反映しています。京都や岡山の後楽園などの日本庭園のデザイン要素を取り入れた、他に類を見ない貴重な庭園です。庭園内には茶屋や食事処もあり、ゆっくりと寛いでいただけます。季節ごとに植物が咲き誇る日本庭園は、自然愛好家にとって見逃せない名所です。
3. 自然文化園

万博のパビリオンは閉会後に解体され、その代わりに人工地盤の上に森が造られました。自然文化園と呼ばれるこの森は、「太陽の塔」付近の森から集落状のエリアに向かって緩やかに傾斜するように設計されています。塔の東側は草原となっており、牧歌的な雰囲気が漂います。
園内には、直径約42メートルの円形の芝生広場に十二支の石を配した「フォレストステージ」など、ユニークなスポットが点在。 「泉の噴水」や周囲の木々の高さまでそびえ立つ展望台「ソラド」からは公園を一望できる。
自然文化園と日本庭園が公園の大部分を占めており、ゆっくりとした散歩に最適です。園内マップを持って、自分好みのウォーキングコースを探してみましょう!
4. 現代アートの森
自然文化園内にある「現代芸術の森」では、14 点の屋外アート作品が静かな森の中に調和して展示されています。これらの作品の最大のコレクションは「晴れた池」エリア周辺にあり、「A」、「Dark Clouds」、「The Mourning Flower」などの作品が展示されています。 「北の大地の池」エリアでは、「空の円筒」や「We Keep Walking」などの作品を鑑賞できます。
5. 万博ファン自転車広場
自然文化園内にある「万博ファン自転車広場」では、バナナ型自転車やウサギ型自転車、二人乗りタンデム自転車など、個性豊かな自転車を取り揃えています。約40種類、計100台の自転車があり、子どもから大人まで楽しめること間違いなし。
広場内は「幼児エリア」、周回コース、二輪コースなどに分かれており、小さなお子様でも安心してご利用いただけます。
広場へのアクセスには自然文化園の入園料が必要で、入園料は大人260円、小中学生80円に含まれています。自転車広場は30分500円(3歳以上)の追加料金がかかります。
2024年2月現在の情報です。
6. ソラド

建設から 40 年以上が経過し、公園本来の植栽は成熟した森へと成長しました。ソラドでは木々を俯瞰し、上空から森を体験することができます。このアトラクションには高さ19メートルの展望塔と空中歩道があり、森の広さと健全さを立体的に見ることができます。
「ソラド」という名前は、「空」と「道」を組み合わせた造語です。入場はツリークライミングタワー経由で、通路は一方通行です。展望塔からは360度の大パノラマが楽しめ、特に紅葉は見事です。
7. やったねの木

「やったねツリー」は、2つの大型滑り台やさまざまな遊具を備えた幼児向けの遊び場エリアです。中央の「どんぐりドーム」からは、高さ約12メートル、長さ約30メートルの2つの大型滑り台がタコの触手のように伸びています。このドームは、万博の際に世界中から寄贈されたドングリの種を象徴しており、子どもたちが元気に元気に育って欲しいという願いが込められています。
やったねの木は、公園入口付近の「世界の森」エリアにあります。このエリアは無料で利用できるので、入園料のみでご利用いただけます。
8. 万博公園のパークゴルフ
「パークゴルフエキスポパーク」は、公園内にあるゴルフ場です。パークゴルフは、あまり馴染みのない用語ですが、公園内でプレーされるゴルフの簡易版です。従来のゴルフとは異なり、ホール間の距離が100メートル以下と短く、誰でも気軽に楽しめます。
ルールは簡単で、決められた場所からボールを打ち、ホールにボールを沈めるまでのショット数を競う。コースは9ホールのハーフラウンドと18ホールのフルラウンドがあります。簡単にプレイできる一方で、バンカーやスロープなどのさまざまなチャレンジがあり、戦略性と楽しさを加えたコースです。
9. Genki Onsen “Expo Oyuba”
パークゴルフ博公園に隣接する、日帰り温泉に最適な100%天然温泉施設「元氣温泉博大湯場」。湧水は地下700メートルから湧き出ており、ナトリウム・塩化物成分(中性、低張性、低温)です。大露天風呂、種類豊富な名湯、サウナ、岩盤浴、レストランを完備。万博記念公園の散策後にリラックスしてリフレッシュできる人気のスポットです。
源泉100%の大露天風呂「七変化大浴場」や源泉100%の「大地の湯」などで茶色く濁った温泉をお楽しみください。その他、エステバス、座ジェットバス、高濃度炭酸泉、日替わりの「お祭り風呂」などもございます。サウナも3種類ご用意しております。
施設内には、ランチやディナーを提供するダイニングエリア「鶴亀 TSURUKAME」のほか、カフェやバーもございます。
Name: Genki Onsen “Expo Oyuba”
住所:大阪府吹田市千里万博公園11-11
公式サイト:https://oyuba.com/banpaku/#no=0
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10. エキスポテニスガーデン
エキスポテニスガーデンは、ミズノスポーツが運営するテニス施設で、年間50以上のトーナメントやイベントが開催されます。施設内には屋外コート32面、屋内コート4面があり、屋外コートのうち10面は人工芝となっています。屋外・屋内コート全てに照明が設置されており、ナイタープレイも可能です。
スポーツハウスにはシャワーやロッカーがあり、館内にはレストランもあるので食事にも困りません。車でお越しの場合は、万博記念公園「西第1駐車場」に駐車し、園までは徒歩約5分です。
名称:エキスポテニスガーデン
住所:大阪府吹田市千里万博公園西第1駐車場付近
公式サイト:https://cs-bampaku-tennis.jp/
11. ノルディックウォーキングコース
ノルディックウォーキングは、2本のポールを使って指定されたコースを歩くフィンランド発祥のスポーツです。万博記念公園には、2012年に開設されたアジア初の公認ノルディックウォーキングコースがあり、ポールのレンタルも行っています。
地図を頼りに、公園の庭園や風景を眺めながら、お好みの長さのウォーキングコースを楽しめます。混雑時は、狭い道では一列で歩く、ポールの使用を一時的に控えるなど、周囲の迷惑にならないように配慮し、誰もが楽しく体験できるよう工夫してください。
名称:ノルディックウォーキングコース
住所:大阪府吹田市千里万博公園
12. 万博記念公園秋祭り

紅葉の時期には、日本庭園「漢安・万里菴」エリアで「万博記念公園秋祭り」が開催されます。通常は非公開のこれらのエリアは、年に2回、秋祭りと梅の季節に公開されるため、訪れるまたとない機会です。
庭園にはハクサンガマズミや黒川ヒイラギなどの希少種を含むさまざまな樹木が植えられています。水の音が琴の音色に似た水琴窟「水琴窟」もあります。落ち着いた雰囲気の中でいただくお茶やスイーツは格別です。
13. エキスポシティ

EXPOCITYは、万博記念公園の南側、モノレール向かいに位置する大型商業施設です。遊園地「エキスポランド」跡地に三井不動産が2015年に開発した。その中心となるのが、300以上の店舗が集まるショッピングモール「ららぽーとEXPOCITY」です。
水族館やポケモンEXPOジム、透明観覧車、移動遊園地など8つのエンターテインメント施設も併設。地面から水が噴き出す噴水「ポップジェット」は、暑い日にはびしょ濡れになる子どもたちに特に人気です。
名称:エキスポシティ
住所:大阪府吹田市千里万博公園
公式サイト:https://www.expocity-mf.com/expo/
フォレストビストログリル民泊は、国立民族学博物館内にあるカフェ&レストランです。ハンバーガーやオムレツなどのファミリー向けメニューやキッズプレートも充実。自家製パスタやデザートも充実しており、カップルにもおすすめです。
大阪モノレール「公園東口駅」より徒歩15分、「万博記念公園駅」より徒歩約20分。
名称:フォレストビストログリル民泊
住所:大阪府吹田市千里万博公園 国立民族学博物館内
公式サイト:https://www.minpaku.ac.jp/information/guide/restaurant
万博記念公園内の見どころまとめ
半世紀近く経った今でも、万博記念公園は活気に満ちた魅力的な場所です。幅広い年齢層が楽しめる施設やイベントが満載で、大阪に旅行に行くなら必ず訪れたいエリアです。
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