堂々とした礼拝堂、神社、パビリオン、祭壇が集まったこの賑やかな寺院は、年金生活者やビジネスマンから親や若い専門家まで、香港社会のあらゆる階層の人々が集まる場所です。祈りに来る人もいれば、未来を占うために訪れる人もいます。チム– 番号の付いた竹製の「おみくじ」を箱から出して地面に振ります (本堂の右側で無料で入手できます)。書き留めた番号を係の占い師に渡して占ってもらいます。
占い師は、メインの建物の南東にあるアーケードに何十もの小さなブースを構えています。英語を話す人もいます(流暢さのレベルはさまざまです)。相談料は100香港ドル以上かかります。また、あなたの占い師の番号を調べることもできます。チムお寺のウェブサイトの「占い棒問い合わせ」タブに、わかりやすい英語訳付きで掲載されています。
黄大仙住宅団地に隣接するこの寺院は 1973 年に建てられ、浙江省の貧しい羊飼いとして人生を始めた黄大仙という名の神に捧げられています。黄大仙が 15 歳のとき、仙人がすべての病気を治すことができる薬草の作り方を黄大仙に教えました。そのため、黄大仙は病人だけでなく病気を避けようとする人々からも崇拝されています。また、ビジネスマンのお気に入りの神でもあります。本堂の神像は 1915 年に広東省から香港に運ばれ、当初は湾仔の寺院に設置されていましたが、1921 年に現在の場所に移されるまでそこにありました。
寺院の下の階段を通ってアクセスするとタイスイユエンチェンホールは、地下にある超近代的な礼拝室で、ラスベガスのカジノ(入場料100香港ドル)のような外観をしており、地上の伝統的な雰囲気からはかけ離れたものです。寺院の裏手には、グッドウィッシュガーデン装飾的なパビリオン、橋、鯉の池などがあります。
寺院が最も混雑するのは、旧正月、黄大仙の誕生日(旧暦の8月23日、通常は9月)、週末です。寺院への行き方は簡単です。黄大仙MTR駅からB3出口を出て右折します。