シエンフエーゴスの折衷的な建築はこれ以上折衷的になることはないだろうと思ったら、プンタゴルダの南端に到着し、息を呑むと分類不能なパラシオ・デ・バジェに出会うでしょう。1917年にアストゥリアス出身の裕福なスペイン人、アシスコ・デル・バジェ・ブランコによって建てられたこの建物は、非常に華麗なモロッコのカスバに似ていますが、ゴシック、ビザンチン、ムデハルバロックの影響も受けています。
バティスタは、タイル、小塔、漆喰で彩られたこのカラフルな建物をカジノに変える計画を立てていましたが、キューバ革命でギャンブラーたちはラスベガスに帰ってきました。現在、この建物は、魅力的なテラスバーと、見るべき建築の細部がたくさんある、(志ある)高級レストランになっています。