ハニアの東約 13.5 km にある古代都市アプテラの遺跡は、スーダ湾を見下ろす 2 つの丘に広がっています。紀元前 7 世紀に建設されたこの都市は、クレタ島西部で最も重要な都市国家の 1 つであり、紀元後 7 世紀に地震で破壊されるまで、継続的に居住されていました。アプテラは、10 世紀にビザンチン帝国がクレタ島を再征服した際に復活し、司教区となりました。ここへは、自家用車が必要です。
12 世紀には、神学者聖ヨハネ修道院が設立され、再建された修道院が遺跡の中心となっています。発掘調査により、要塞化された塔、市門、街を囲む巨大な壁の遺跡が発見されました。また、ローマ時代の貯水槽、円形劇場、紀元前 2 世紀のギリシャ神殿も見ることができます。遺跡の西端には、1872 年に建設されたトルコの要塞があり、スーダ湾のパノラマ ビューを楽しめます。この要塞は、クレタ島でほぼ絶え間なく反乱が起こっていた時期に、トルコの大規模な要塞建設計画の一環として建設されました。「碑文の壁」に注目してください。これはおそらく重要な公共建築物の一部で、1862 年にフランスの考古学者によって発掘されました。
開館時間外に到着した場合、一般公開されるのはローマ時代の家の遺跡のみとなります。
