大寺院

紀元前1世紀のナバテア人の主要な神殿であるこの建造物は、建設後間もなく地震で大きな被害を受けましたが、ビザンチン時代後期まで(形は異なっていたものの)使用され続けました。シアターロン中央にはミニチュア劇場が立っています。かつての寺院の高さは 18 メートル、囲いの広さは 40 メートル x 28 メートルでした。内部はもともと印象的な赤と白の漆喰で覆われていました。

最初の階段の前には記念碑的なプロピュライウム(入り口)最初の階段の上にある中庭は下部テメノス両側に三重の列柱が並んでいます。上層階には神殿の神聖な囲いがあり、入り口には 4 本の巨大な柱 (石の円盤で作られ、大理石で覆われています) が立っています。

考古学者たちは、このいわゆる神殿の役割について議論しており、ナバテア人が王室の謁見ホールとして使用していた可能性があると主張する人もいます。ローマ人は後世に、この神殿を市民の中心地として使用したようです。