プリズレンの旧市街から急な坂を 15 分ほど登って行く価値は十分にあります (丘の斜面にある正教会を過ぎた道を進みます。標識もしっかりしていて、かなり目立ちます)。街と遠くまで見渡せる素晴らしい景色が楽しめます。要塞自体は少し荒れていますが、現在修復工事が行われています。夕方になると地元の人々が大勢集まり、ちょっとしたカーニバルのような雰囲気が漂います。日中の猛暑の中では、まったく活気がありません。
ここでは紀元前 1100 年まで遡る考古学的遺跡が発見されていますが、最初の要塞はビザンチン帝国によって建てられました。その後、12 世紀から 14 世紀にかけて歴代のセルビア王によって拡張され、1912 年に追放されるまでコソボのオスマン帝国支配者の権力の拠点となりました。英語の情報パネルでは、この場所の過去についてさらに詳しく説明しています。
夏には要塞の敷地内でコンサートや演劇イベントが時々開催されます。
