国立古代美術館

レモン色の正面を持つ 17 世紀の宮殿に建てられた国立古代美術館は、ラパ最大の見どころです。ヨーロッパとアジアの絵画や装飾芸術のスター揃いのコレクションを展示しています。

ヌーノ・ゴンサルヴェスの自然主義的な聖ヴィンセントのパネル、デューラーの聖ジェロームルーカス・クラナッハのサロメ、また、1470年代のアフォンソ5世の儀式用の肘掛け椅子や、16世紀後半の精巧な漆塗りの木製、銀メッキ、青銅製の棺など、時代物の家具も展示されています。

その他の宝石には、黄金の驚異であるベレンの聖体顕示台があります。ヴァスコ・ダ・ガマの二度目の航海の記念品や、鼻の大きなポルトガル人探検家である南蛮人の到来を描いた16世紀の日本の衝立などもあります。

2年に1度開催される特別テーマ展(別途料金、約6ユーロ)は、2番目の入り口石造りのアーチのあるカフェや、川の景色を望む素晴らしく静かな庭園も、Rua das Janelas Verdes 沿いにあります。