1193 年から 1197 年にかけて建てられたこの美しい白石造りの大聖堂は、ユネスコ世界遺産に登録されており、ロシアの石彫刻の最高峰です。この大聖堂の見どころは、驚くほど多くの絵で覆われた外壁です。北、南、西の壁の中央上部には、ダビデ王が音楽で鳥や獣を魅了する様子が描かれています。
ウラジーミル公フセヴォロド 3 世 (妻マリアとの間に 14 人の子供がいたことから「大きな巣」の異名を持つ) は、宮殿の一部としてこの教会を建てました。北壁の左上には、赤ん坊の息子を膝に乗せたウラジーミル公が描かれ、その両側には他の息子たちがひざまずいています。南壁の右側の窓の上には、王子の力の象徴であるアレクサンダー大王が天に昇る姿が描かれています。西壁には、ヘラクレスの功業が描かれています。