町の北斜面には、質素ながらも美しいモスク(トレドの 10 のモスクのうち唯一残っているもの)があり、トレドの中世イスラム征服者たちの建築上の痕跡が今も残っています。西暦 1000 年頃に建てられたこのモスクは、教会に改築されるというありがちな運命をたどりましたが(宗教的なフレスコ画があるのはそのためです)、オリジナルの丸天井とアーチはそのまま残っています。
地元の伝説(このモスクの珍しい名前の由来)によると、1085年にアルフォンソ6世がキリスト教徒のためにトレドを征服したとき、彼の馬がモスクの外で止まり、進まなくなったそうです。詳しく調査したところ、キリスト像とオイルランプがそこに残されてから3世紀以上経った今でもまだ燃えていることがわかりました…