聖セルヴァティウス大聖堂

マーストリヒトの初代司教、聖セルバース(セルヴァティウス)の聖堂の上と周囲に建てられたこの大聖堂は、最古の部分が西暦 1000 年に遡る建築の寄せ集めです。美しい曲線を描くレンガ造りの後陣と塔がフライトホフ広場を圧倒しています。入場料には、回廊庭園と 4 つの部屋からなる宝物庫への入場が含まれます。宝物庫の目玉は、聖セルバースの金メッキの胸像と 11 世紀の石棺です。

聖トマスの体を包んでいた亜麻布も保存されており、螺旋階段を上ると、聖トマスの前腕部が他の多くの聖遺物の一つとして展示されています。

大聖堂自体は巨大で、リーヴェ・ヴロウバジリク教会ほど雰囲気はありませんが、祭壇の下には小さな地下礼拝堂があり、地下室のような納骨堂に、西暦 384 年に建てられた聖セルバースのオリジナルの墓が保存されています。宗教儀式のとき以外は、入場は北西の角からチケットを購入して行いますが、南西の角のガラス越しに無料で覗くことができ、オリジナルのメイン ポータルの多色の彫像とアーチを少しだけ見ることができます。