伝説によると、クリストファー・コロンブスは、イザベル女王から航海の祝儀として受け取った十字架を、シバオ渓谷の素晴らしい景色が一望できるこの丘の頂上に置いたそうです。スペイン人とタイノ族の戦いの際、タイノ族は十字架を燃やそうとしましたが、燃えませんでした。十字架の片方の腕に聖母メルセデスが現れ、タイノ族は恐怖に駆られて逃げたと言われています。
現在、十字架はなくなってしまいました。おそらく個人の手に渡っているのでしょうが、十字架が立てられたとされるサント・オヨ(聖なる穴)は今でも見ることができます。穴はラス・メルセデス教会の中にあり、小さな金網で覆われ、修道女やイエズス会の司祭によって管理されています。ベージュと白の教会は主要な巡礼地で、毎年 9 月 24 日の守護聖人の日には何千人もの信者が訪れます。教会に続く階段の近くにある柵で囲まれた木をぜひ探してみてください。1495 年に植えられたと言われています。
サント セロはラ ベガの北東、ドゥアルテ ハイウェイから東に数キロ、急な曲がりくねった道を上ったところにあります。街を出るときには道がわかりにくいので、道順を尋ねてください。