シムケント

南カザフスタンで最も活気のある都市、シムケント（Chimkent、Шымкент）は、賑やかなバザールと活気のあるダウンタウンがあり、緑豊かな通りには国内のどこよりも中央アジアの喧騒が漂っています。モンゴル人はこの地の小さなシルクロードの中継地を破壊し、コーカンド・ハン国は19世紀に国境の砦を築き、ロシアは1864年にこの地を占領し、ソビエト時代には街全体が再建されました。ウズベキスタンの首都タシケントからわずか100kmほどのシムケントは、今日では石油精製や、カザフスタンで最も優れたビールであるシムケンツコエ・ピヴォとバイエルン風の地ビール、シグマの醸造を行う繁栄した貿易センターとなっています。人口の約65%がカザフ人で、約14%がウズベク人です。 シムケントは主にモダンで派手な街で、いくつかの素晴らしい博物館もありますが、市の中心部の南東、小さなコシュカル・アタ運河を渡ると、ロシア占領以前のシムケントの街路が数本残っています。木造家屋が立ち並ぶ、静かで村のようなエリアです。