ペヤ郊外にあるこの教会と修道院の複合施設は、13 世紀後半からこの地に存在してきたセルビア正教の原型です。外の美しく整備された敷地はすべて明るく色鮮やかですが、教会の中に入ると、壁や天井を覆う壮麗な色あせたフレスコ画のある暗い洞窟の中にいるような気分になります。この複合施設全体は 1230 年代から 1330 年代にかけて建てられました。
午後 5 時頃に行くことができれば、全身黒ずくめの老尼僧たちの心に残る祈りや聖歌を聴くことができるかもしれません。フレスコ画の一部に差し込む太陽の光と、天井に響く歌声で、まるで中世にタイムスリップしたかのような気分になります。
2013年以来、建物はコソボ警察によって警備されており、入場にはパスポートが必要になります。
ペヤのメイン広場周辺の屋台から、川を左手にレケ・ドゥカジニ通りに沿って 20 分ほど歩くと、修道院の壁に着きます。