1124年に設立されたポルトガル初のシトー会修道院の、壮大でありながら骨組みだけの見事な遺跡が、ラメーゴの南東15キロにあるレオミル山脈の麓の森に不気味に佇んでいる。段丘のボウルを背にした壁を小川が二分する様子は、朽ち果てた美しさを漂わせている。修道院は1834年に修道会が廃止された後、廃墟となった。
17世紀に大幅に改築された教会だけが、修道士の宿舎の幽霊のような廃墟の中で無傷のまま残っている。その宝物には、金メッキの聖歌隊席、18世紀のタイル(手描きのタイル)、そして教会の誇りである光り輝くセント・ピーターグラオン・ヴァスコの同時代人で同僚であったガスパール・ヴァスによって描かれた作品。
ラメーゴからは、ジョアルト/EAVT がタロウカ行きの列車を平日に数本運行しています (週末は運行本数が少ない) (2.30 ユーロ)。