馬に乗ったブロンズ像はラーマ5世(チュラロンコーン王、在位1868年~1910年)で、タイを近代化に導き、ヨーロッパの植民地主義からタイの独立を維持した功績で広く知られる君主です。また、奴隷制度と賦役(国民全員が召集に応じて国家の労働に従事する義務)を廃止したことで、庶民の擁護者とも考えられています。
ラーマ5世の功績は、特に中流階級の人々から非常に尊敬されており、その像には参拝者が集まり(特に生誕日の火曜日)、ろうそくや花(主にピンクのバラ)を捧げる。また、この像は、国王の命日である10月23日にも盛大な祝賀会の会場となる。