1892 年に建てられたこの大聖堂は、木造の内装で、巨大な柱で支えられたアーチ型の天井があります。花崗岩の祭壇の上にはベトナム風の天使像が群がり、青い天井には中国風の雲が漂っています。その下には、1850 年代の反カトリック粛清中に皇帝トゥドゥックによって虐殺された殉教者たちの像があります。大聖堂の正面扉の反対側には、独立した鐘楼があります。石板は、官僚がカトリックのミサを執り行っていた場所です。塔と大聖堂の間には、ベトナムの創設者である六神父 (トラン ルック) の墓があります。
グレアム・グリーンの小説に登場する大聖堂静かなアメリカ人– 筆者は鐘楼から北ベトナム軍 (NVA) とフランス軍の戦いを眺めた。多くのベトナム人観光客が訪れ、カトリック教徒は少ないが、キリスト教に興味を持つ人が多い。毎日午前 5 時と午後 5 時にミサが行われ、巨大な鐘が鳴らされる。